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禁煙外来へ行ってタバコをやめましょう

2020年04月01日

たばこをなかなかやめることができずにいる人は少なくありません。
けれども、たばこは様々な病気の原因になる可能性もありますので、できれば早めにやめたいと考えている方も多いことでしょう。

禁煙外来では、一人では禁煙を達成するのが困難な場合に医師に禁煙をサポートしてもらえます。
喫煙歴を把握したうえで、一人一人に合わせた内容の治療を行ってくれます。

たとえ禁煙外来を利用しても、治療の途中で離脱症状があらわれて、たばこを吸いたくなってしまうこともあるかもしれません。
ですが、禁煙補助薬を処方してもらえますし、診察のときに医師に相談に乗ってもらうこともできますので、一人で禁煙するよりはたばこをやめることを成功しやすいです。

禁煙外来を利用した場合のスケジュールは、3か月で合計5回の診察を受けるのが基本となります。
忙しい人にとっては、3か月で5回も病院へ通わなくてはいけないことも大変なことかもしれません。
けれども、治療スケジュールの途中で自分で勝手に通院をやめてしまうと、薬の処方や医師からのアドバイスを受けられなくなるため、禁煙の成功率は下がってしまいます。
ですので、医師に相談することなく治療を中断するのはやめたほうがよいです。

初回の診察のときには、まずニコチン依存症の有無をチェックしたり、息に含まれる一酸化炭素濃度を測ることから始めます。
診察の結果、禁煙治療が可能と判断されれば、禁煙開始日を医師と相談しながら決めることになります。

2回目以降の診察でも一酸化炭素濃度の測定は行われますので、もしコッソリ喫煙した場合にも隠しておくことはできません。
通院は5回で終了となりますが、もし禁煙が失敗してしまった場合には、再受診することも可能です。

禁煙外来は、総合病院をはじめ、内科や循環器科、心療内科など様々な診療科で受け付けています。
受診したい方は、自宅や職場の近くで禁煙外来を設けている病院を探してみましょう。

禁煙外来で禁煙に取り組んだ場合の費用について

禁煙外来を受診するにあたって気になるのが、禁煙外来で禁煙に取り組むとどのくらいの費用がかかってしまうのかということでしょう。
自力で禁煙に取り組むのであれば費用はかかりませんので、あまりに高額な治療費が必要となると受診をためらってしまう方もいるかもしれません。

禁煙外来を利用した禁煙治療にかかる費用は、自力で禁煙を行うのと比べれば、もちろん高くなってしまいます。
しかしながら、現在ではニコチン依存症も病気の一種と認められているため、条件を満たしている場合には健康保険が適用されます。

条件とは、TDSによってニコチン依存症と判定される、ブリンクマン指数が200以上、すぐに禁煙を開始したいと考えている、文書で治療を受けることに同意しているの4つです。
ただし、過去に禁煙治療をすでに受けたことがある場合には、前回の治療のときの初回診察日から1年経過していないと保険が適用されません。

そして、保険が適用された場合には、自己負担は1割から3割となります。
ですので、自分で負担する金額は、治療内容や使用する薬によっても異なりますが、薬代も含めて約7000円から2万円と考えておけばよいでしょう。
中には、この金額でも十分高いと考える方もいるかもしれませんが、3か月間毎日たばこを1箱ずつ吸い続けることと比べれば、禁煙治療のために負担する金額のほうが安いとも言えます。

禁煙外来に通ったからといって、楽に禁煙ができるというわけではありません。
禁煙を成功させるためには、医師のサポートだけでなく自分自身の強い意志も必要になります。
それでも、医師のサポートを受けることで成功する確率は高くなりますので、たばこをやめられなくて困っている方は受診を検討してみてください。