• ホーム
  • 世界の喫煙率とたばこの価格について

世界の喫煙率とたばこの価格について

2020年07月09日

たばこは世界中で販売されていますが、世界の喫煙率やたばこの価格はその国によって大きく異なります。
日本の場合を見ると、2017年の喫煙率は男性が18パーセントで女性は9パーセント程度です。
2000年以降に空前の禁煙ブームが訪れており、昔のように男性のほとんどがたばこを吸っているような時代ではなくなり、もはや喫煙する人は少数派になっていることがわかります。

海外の喫煙率と比較すると、日本は平均的に喫煙率が減っているのが特徴です。
海外で一番喫煙率が高いのはキリバスやインドネシアで、およそ67パーセントの人が喫煙しているのが現状です。
それ以外でもロシアやパプアニューギニアなども60パーセント以上の人が喫煙しており、日本とは真逆で喫煙がブームになっている状態です。
特にこれらの国に共通点はなく、地域もバラバラです。

一方、日本と同じように海外にも禁煙ブームが起こっている国があることも忘れてはいけません。
その一つがオーストラリアです。
オーストラリアは、独特のタバコのパッケージで有名ですが、喫煙率は日本と同じぐらいでおよそ21パーセント程度です。
オーストラリアをはじめとして禁煙ブームが到来している国の多くは、肺がんを減らそうという目的を持っています。
いずれの国も、肺がんによる医療費の負担を減らそうとしているのです。

世界の中でも、ほとんどたばこを吸わない国もあり、例えばナイジェリアやコンゴ共和国そしてドミニカが挙げられます。
これらの国に地域的な共通点はありませんが、いずれの国も発展途上国で物資が乏しいことが理由になっています。
たばこが手に入りにくいことから、そもそも煙草を吸う習慣自体が存在しないわけです。

日本のたばこの価格をみると、年々税金が高くなり2018年では300円台後半から500円台前半くらいになっているのが特徴です。
最初に述べた通りたばこの価格は国によっても異なり、日本より安いところも多いですが、日本より何倍も高いところも少なくはありません。

世界には日本よりタバコの価格が高い国もある

世界のたばこの値段に目を向けて見ると、日本のたばこの値段が標準的かどうかを知ることが出来ます。
世界の中で最もたばこの価格が高い国として知られているのはオーストラリアですが、一箱およそ1800円から2000円ぐらいです。
日本で購入する値段の4倍から5倍しますが、その理由は税金がずいぶんと高いからです。

オーストラリア並みにたばこの価格が高い国として、フランスやイギリス、そしてニュージーランドも有名です。
これらの国に共通している点は、先進国であるということと白人国家であることです。
それぞれ税金を高く設定しており、オーストラリアほど高価でないにしても1箱1200円から1500円ぐらいで販売されています。

これに対して、日本の近くには煙草を安く購入できる国も存在しています。
それが、日本の南側にあるフィリピンです。
フィリピンは、基本的な物価が日本の物価のおよそ20パーセントから30パーセント程度になので、購入できるたばこの値段も安くなっています。
例えば日本で440円するたばこが、フィリピンで購入すると140円程度で購入できるといった具合です。
日本に比べると、禁煙が進んでいるわけではなく比較的たばこを吸っている人が多い国でもあります。

世界の中でも、西アジアは喫煙率が高く煙草も比較的購入しやすい値段となっています。
日本円にするとおよそ150円から300円程度のところが多く、この価格は日本の20年から30年以上前の値段と同等です。
たばこが安く販売されている背景には、その国の宗教が関係しています。
西アジアの多くはイスラム教徒が多いため飲酒が禁止されています。
そのため嗜好品としてたばこを吸う人が多く、手に入りやすい価格を維持しているわけです。